老犬用ドッグフードの特徴

老犬になったらドッグフードを変えるべき?

子犬だった犬も、生まれてから5~7年を過ぎるとシニア期に入ります。
今までは成犬用のドッグフードを食べていた犬も、できれば老犬用のドッグフードに変えた方が懸命です。
私たち人間もそうですが、犬も年齢を重ねるごとに病気になるリスクが高まります。
また、必要とする栄養素も年齢とともに変わってくるので、愛犬の健康を維持するためにも、年齢に合ったドッグフードを与えるようにしましょう。

老犬用ドッグフードの特徴

老犬用のドッグフードの最大の特徴は、老化に伴う心臓や腎臓の機能低下に配慮して、ナトリウムやリンの含有量を通常のドッグフードより少なく設定していることです。
ただ、特徴はこれだけではりません。
以下に挙げる特徴も、犬の健康を維持する上でとても重要な役割を担っています。

活力と脳の健康に配慮

 複数の抗活性化酸素物質を配合することにより、老化に伴うストレスに配慮しています。

筋肉量をサポート

 老化に伴う筋肉量の低下に配慮し、分岐鎖アミノ酸を含むたんぱく質を使用しています。

歯の健康をサポート

噛むことにより歯垢がつきにくく、歯の健康をサポートすることができます。

健やかな皮膚を保つ

 亜鉛-リノール酸複合体・ビオチン・ニコチン酸を配合することにより、皮膚が本来持つバリア機能を維持しています。

p/Hケアも同時にできる!

 ドッグフードの中には、腎臓をサポートするものや、p/Hをコントロールするドッグフードなどがありますが、中には療法食を好んで食べてくれない犬もいます。
とくに、老犬になると好き嫌いが激しくあることもあるため、フードの切り替えに困る飼い主さんが多いのも事実です。
ただ、老犬用のドッグフードは、腎臓やp/Hもケアしてくれる上に嗜好性も高めなので、犬が喜んで食べてくれる傾向にあります。
また、老化に伴う色々な疾患に対応したドッグフードになるため、ケヤや予防の一環として与えることをおすすめします。
【参考文献】http://www.shopmotley.com/koureikennmuke.html