関節に健康配慮したドッグフード

犬の関節疾患とは

犬の関節疾患の中で、最も代表的なものに変形性関節症というものがあります。
これは、関節軟骨が徐々にすり減り、骨と骨が直接ぶつかり合うことによって関節が変形し腫れを伴う痛みを起こす状態のことで、老化や肥満や病気などの二次的要因によって起こる場合があります。
症状としては、歩き方がおかしい・食欲低下・運動後しばらく動かない・関節付近を気にして舐めている(その部分を触ろうとすると怒る)など、主に歩行状態の異変で気づくことも多いです。

健康に配慮したドッグフードの特徴

関節疾患がある犬に与えると良いドッグフードに、関節をサポートするドッグフードがあります。

【特徴1】
関節の健康を維持するために、以下に挙げる相乗的に働く複数の成分を配合しています。
  • ウコンエキス
  • 加水分解コラーゲン
  • 緑茶ポリフェノール:C2P
【特徴2】
嗜好性を高めることで、自分からフードを食べられるように工夫されています。
その結果、健康維持に必要な栄養素を十分に摂取できるため、健康的な関節の可動性を維持できるようになります。

【特徴3】
体重が増えると、骨や関節に負担が掛かります。
そのため、標準的なドッグフードより約10%カロリーを減らすことで、体重を維持できるようコントロールしてあります。

【特徴4】
EPAやDHAといったオメガ3系不飽和脂肪酸を配合しています。

こんな症状の時に与えると効果です!

関節をサポートしてくれるドッグフードは、関節炎や外科手術・外傷後の関節の健康維持を行う時に与えると効果的です。
フードには、先にも説明した通りオメガ3系不飽和脂肪酸・ビタミンE・ビタミンCなどを調整している他、関節の健康維持をするために必要なウコンエキスなどの成分も配合されています。
そのため、関節に何らかの疾患があった場合は、食事療法によって関節をサポートしていくことも必要です。
但し、骨や関節の成形に大きく関わる妊娠・授乳期・生後8ヶ月以下の子犬には、摂取を控えた方が良いでしょう。