老犬にすすめたいドッグフードとは

犬の年齢と栄養について

 犬は、平均して5~7歳を迎えるとシニア期に入ります。
今まで活動的だった犬も、年を重ねると寝ていることが多くなります。
ちなみに、犬の5歳(小型犬)は人間でいう36歳で、中型犬や大型犬の場合は37歳になります。
特に、平均寿命が小型犬に比べて短い大型犬にとっては、7歳は高齢になるのです。
その後は、1年に4歳ずつ年をとっていくため、気が付くとあっという間に私たち人間を追い抜いてしまうということです。
 私たち人間もそうですが、年齢を重ねると食の嗜好も変わってきます。
若い頃より摂取カロリーが少なくなったり、必要な栄養素や+αも変わってきます。
そして、それは人間だけでなく犬も同じなのです。
http://www.wizardsofaz.com/waco/letsmeet.htmlにも書いてあるように、犬のドッグフードには、年齢に応じたドッグフードがあるので、犬の年齢に合わせて適切なドッグフードを選ぶことも必要です。

シニア期におすすめのドッグフード

 高齢になってしまった犬の健康に配慮したドッグフードには、以下のような特徴があります。

活動的な生活を送るために

 高齢犬に合ったたんぱく質と炭水化物がバランスよく配合されているため、健康維持に必要なエネルギー源をしっかりと得ることができます。

健康な被毛と皮膚を維持するために

 犬の健康は被毛に現れると言われるほど、被毛と皮膚は健康維持に必要な部分でもあります。
そのため、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸をバランスよく配合することにより、美しい被毛と皮膚を維持します。

免疫力をサポートするために

 高齢になると、免疫力が若い頃と比べて衰えがちです。
そのため、ビタミン・キレートミネラル・抗酸化栄養素をバランスよく配合し免疫力をサポートします。

関節の健康維持をするために

 高齢になった犬の関節や足腰の健康維持をサポートするために、グルコサミンとコンドロイチンを配合しています。

健康な筋肉の維持するために

 骨抜き鶏肉やチキンミールなどの高品質のたんぱく質を配合することにより、健康的な筋肉を維持します。

骨や歯の健康を維持するために

 骨と歯の健康には欠かせないカルシウム・リン・ビタミンをバランスよく配合しています。
 

いつまでも健康でいてもらうために

 年齢を重ねれば衰えは避けては通れない道ですが、飼い主の行動で犬の健康を維持することは可能です。
そのためには、愛犬の年齢や症状にあったドッグフードor療法食を与えること、肥満にならないように摂取量に気を付けること、人間が食べるもの(特にお菓子)を与えないことです。
これを守るだけでも、愛犬の健康を維持するお手伝いをすることができます。
いつまでも健康で元気でいてもらうために、愛犬が口にするものには気を付けることも必要です。

【参考文献】http://www.zenbaren.jp/roukennyou.html